﻿歴史地名データについて

1. はじめに
地図上でデータの可視化や解析を行うためには、多くの場合、緯度・経度の情報が必要になります。近年、地名から緯度・経度の情報を得るジオコーディングのためのデータやサービスが整い、さまざまなデータを手軽に地図上で扱うことができるようになりました。しかしながら、これらのデータやサービスは現代の地名に関するものであり、史料や古記録に現れる地名（歴史地名）を扱うことは困難です。
本データは、これらの歴史地名のジオコーディングを可能にすることを目的として、大学共同利用機関法人人間文化研究機構、および、京都大学東南アジア地域研究研究所を主体とするH-GIS研究会により構築されたものです。
2. データについて
本データは、出典に挙げられている資料から地名を抽出し、その場所を現代もしくは過去の地図を用いて比定した上で、緯度・経度を求めたものです。緯度・経度はすべて世界測地系（WGS 84）に基づいています。地名の抽出、および場所の比定の詳細については、参考文献を参照してください。
（注意事項）
• 複数の資料や地図から得られた地名が混在していますので、同じ地名に対し、緯度経度の異なる複数のレコードが存在する場合があります。
• 一定の範囲を表す地名など、場所を一点に特定できない場合は、地図上の文字の位置で代表するなどしています。このため、本データの緯度・経度は、必ずしも地図上の特定の地物の位置を指し示しているわけではありません。
• 緯度・経度の取得に際しては、作業上、相応の誤差があることをご留意ください。
• 本データには、今日の目からすれば適切ではない表現も含まれていますが、それぞれの出典資料が刊行された当時を表す歴史的・学術的資料としての趣旨をご理解・ご留意の上、ご利用ください。
（データの形式および構造）
データは、複数のTXTファイル（CSV, UTF8）として提供されています。各ファイル（テーブル）のデータ項目については、「データ項目」（別紙PDF）を参照してください。
3. 出典
（1）大日本地名辞書
大日本地名辞書は、吉田東伍（1864～1918）が編纂した日本で最初の本格的な地名辞書で、明治33年に初版が発行されました。「歴史地名辞書データ」には、北海道から沖縄（琉球）の53,528件の地名が収録されています。
（2）延喜式神名帳
延喜式神名帳は、「官社」に指定された神社の一覧であり、延長5年（927年）に編纂されました。これに記載されている神社（式内社）全2,861社のうち、2,842社の位置情報が「歴史地名辞書データ」に収録されました。なお、比定された位置は、必ずしも編纂当時の位置とは限りません。
（3）旧5万分の1地形図
日本ではじめて精密測量に基づいて作製された5万分の1地形図に含まれる地名242,544件(*)とその緯度・経度が「歴史地名辞書データ」に収録されました。本データの作成に当たっては、国土地理院長の承認を得ています（承認番号 平成30情使、第12号）。対象となった図幅は1,343枚で、明治29年から昭和10年に測量されたものです（一部、例外あり）。なお、緯度・経度は、当時の測地系から世界測地系に変換されています。
　＊「252,544件」としていたのを修正。（令和２年11月9日）
4. 利用について
本データは、誰でも利用可能です。「歴史地名データの利用について」（附属文書）に従って利用してください。
5. お問い合わせ
本データに関するご質問等は、下記にお問い合わせください。
人間文化研究機構 本部 人間文化研究創発センター　e-mail: nihubridge_info@nihu.jp
6. 参考文献
桶谷 猪久夫, 前川 武 (2007) 式内社データベースの構築と分布の調査. 大阪国際大学紀要「大阪国際論叢」20(2): 49-62.
桶谷 猪久夫 (2007) 人文分野における日本地名辞書の構築と地名属性の特徴分析. じんもんこん2007論文集 pp.79-86.
桶谷 猪久夫 (2008) デジタル地名辞書構築とその利用. アジア遊学 133: 182-187.
桶谷 猪久夫 (2009) 地図・地名データベース. 研究報告人文科学とコンピュータ（CH） 2009-CH-83(3): 1-8.
四井 恵介, 関野 樹, 原 正一郎, 桶谷 猪久夫, 柴山 守 (2010) 明治・大正期旧5万分の1地形図をベースにした地名辞書構築. じんもんこん2010論文集 2010(15): 211-216.
桶谷 猪久夫 (2012) 地図・地名データベースの構築. HGIS研究協議会編『歴史GISの地平』 pp.79-88, 勉誠出版, 千代田区.

2018年3月31日　初版
2018年7月31日　更新
2022年12月12日　更新


（附属文書）
歴史地名辞書データの利用について
1. 対象範囲
本指針は、人間文化研究機構（以下、「機構」という）、機構に属する機関、および、H-GIS研究会の研究活動において構築された歴史地名、および、それらに関連する情報をまとめたデータ（以下、「データ」という）の利用について定めたものです。
2. 利用
データは、本指針の定める範囲において、誰でも利用可能です。データの複製、加工、および、それらの第三者への頒布、譲渡（公衆送信を含む）も自由に行えます。これらについて、商業利用等、第三者から何らかの対価を得ることについても制限はありません。ただし、加工を行った場合は、その旨を提示してください。
3. 出典の明示
データおよびそれらを利用した成果物を公表する場合は、人間文化研究機構およびH-GIS研究会の研究成果を活用した旨を明示してください。
例） 本研究で利用した歴史地名辞書データは、人間文化研究機構およびH-GIS研究会の研究成果である。
4. データの修正・提供の中止
機構またはH-GIS研究会は、事前の予告なく、既に提供されているデータを修正し、または、一部もしくは全てのデータの提供を中止する場合があります。これらの措置について、機構およびH-GIS研究会は、その内容および理由を説明する義務を負いません。提供を中止した後も、それ以前に利用者が取得したデータは、そのまま利用し続けることができます。
5. 免責
機構、機構に属する機関、H-GIS研究会、および、それらの組織の構成員、ならびに、データの構築に携わったすべての個人および団体は、データの利用または前項の措置によりデータの利用当事者および第三者に生じたいかなる損害および不利益について、その責任を負いません。
6. 利用事例等
今後のデータの拡充および研究の発展のため、データの有用な利用事例を収集し、共有することを目指しています。可能な範囲で、利用事例などをお寄せいただければ幸いです（義務を課すものではありません）。

2022年6月1日
人間文化研究機構人間文化研究創発センター
